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バリアフリーの注文住宅を建てる時の注意点

バリアフリー機能を取り入れた注文住宅を建てる場合に押さえておきたいポイントを、5つに分けて解説しています。

快適なバリアフリー住宅の5つのポイント

1.玄関周り

住宅によって玄関周りの構造にはかなりの差がありますが、「段差」になっていることが多いという共通点があります。段差の問題を少しでも軽くするためには、照明を設置して足元を見やすくするという方法があります。ですが、これでは根本的な解決には至りません。「手すりのついたスロープの設置」が最も理想的です。

さらに、車いす利用者を想定した場合、スロープを上った先にあるドアは、開閉のしやすい引き戸タイプがおすすめです。

2.寝室

「車いすを利用する人の寝室に可動式ベッドを置く場合」を想定すると、バリアフリーをどのように寝室に取り入れたらよいかを想像しやすくなります。

ベッドを置いても、余裕をもって車いすで移動できるスペースを確保しなくてはなりません。家具との兼ね合いによる生活動線にもよりますが、8畳以上の部屋が理想的です。

3.キッチン・洗面台

キッチンや洗面台をバリアフリーにするためには、車いすなどに座ったまま、調理や洗顔ができる設計を意識するのが大切です。

バリアフリーキッチンは、一般的なキッチンと比較すると、シンクが浅め。そのため、座ったときにひざがあたりません。さらに、腰掛けた状態で水栓レバーに手が届くように設計すると良いでしょう。

洗面台は、下の収納スペースがない構造が理想的。また、座ったまま使用するようにできているため、洗面台はかなり低い位置が良いでしょう。健康な人にとっては少し使い勝手がよくはないので、事前にイスに座った状態での洗顔に慣れておくと良いでしょう。

4.バスルーム・トイレ

バスルームやトイレで最も大切なのが「手すり」。立ち座りや体の移動が必要となるため、安定した姿勢を保つために不可欠なアイテムです。

特に、お風呂は転倒事故がもっとも起こりやすい場所のひとつ。安全な入浴のために、手すりの形や設置位置を慎重に検討しましょう。また、バスルームの床やバスタブには、滑りにくい素材を用いることが大切です。

5.廊下

廊下の全長にわたって手すりが設置されている状態が理想的です。また、予算などの関係で、手すりを余裕があるときに設置したいと考えている人でも、「手すり用の下地」だけでも入れておくのがおすすめ。そうすれば、後の手すり設置工事を簡単に済ませられます。

車いすを使用して家の中を移動する場合、廊下の幅が問題となります。最低でも90センチメートル以上が必要です。歩く人とすれ違ったり車いすを方向転換させたりすることまで想定すると、150センチメートル以上の幅が必要となります。

栃木県小山市で注文住宅を建てたいと考えている人向けに「自然素材住宅」「デザイン住宅」「高性能住宅」など、ニーズ別におすすめの工務店・ハウスメーカーを紹介します。

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