このページでは、注文住宅を建てる土地の選び方について紹介しています。
家を建てる土地を探している人に、ぜひ参考にしてほしい情報をまとめました。
注文住宅を建てるための土地に必要な条件とは何でしょうか。少しでも条件のよい土地を見つけるために、次のような順番で考えをまとめていくのがおすすめです。
注文住宅を建てたい土地の候補をいくつか絞ったら、次は現地に行って様子を見てきましょう。その際に確認しておきたい4つのポイントがあります。
家の前の道路幅については、4メートル以上と定められています。ただし、4メートル未満の場合でも、道路の中心線から家屋までの幅が2メートルあればOKです。道路幅を計算に入れた上で、敷地面積をどのくらい確保できるのか調べておきましょう。
実際に暮らし始めた場合、意外とあなどれないのが電柱の位置です。駐車場近くに電柱があると、車の出し入れに苦労することも。また、ゴミの集積場となってしまう可能性も高くなります。
一見問題がなさそうな土地であっても「もともと井戸があった」場所だったり、あるいは「ゴミの埋立地」だったりする可能性もあります。そのような場合、水たまりができやすい箇所などがあるかもしれません。ですから、雨が降った次の日に、土地の状態を見てコンディションを確かめることが大切です。また「地盤サポートマップ」では、地震時の揺れやすさなど、地質や地盤について調べられます。液状化の可能性がある土地ならば避けた方が良いでしょう。
同じ土地であっても、時間帯によって周辺環境や人通りの量などが大きく異なる場合があります。時間帯を変えて、何度も現地の様子を確認しておくとよいでしょう。
ハウスメーカーや工務店、その他土地に関する専門の知識をもっている人に相談すべきことがいくつかあります。例えば、土地の形です。正方形や長方形などの整形地ではなく、「かなり細長い」「傾斜がある」など、家の設計に工夫をこらさねばならないような変形敷地。そういった土地を上手に生かした設計が得意な専門家に「何が可能で何が不可能か」をたずねてみましょう。
また、建ぺい率や容積率、敷地の範囲の測量など、正確さを要する作業にも注意が必要です。のちのトラブルを防止するためにも、ハウスメーカーや専門家に相談することをおすすめします。